シャンパーニュで乾杯!

パーティーシーズンですね。
この時期の乾杯といったら、なんといってもシャンパーニュ。
ということで、ちょこっとシャンパーニュ講座です。
昔は泡ならなんでもかんでも「シャンパン」と呼んじゃってましたが、
今はいけないんですよ。
フランスのシャンパーニュ地方で、決められた伝統的な方法で醸造
されたもののみが名乗ることができます。
例えフランス産でも、他の地方のものは別の名称になるんです。
シャンパーニュには、白とロゼがあります。
白のシャンパーニュ、どんな葡萄から造られていると思います?
実は、一番ポピュラーな造り方が白葡萄(シャルドネ)と黒葡萄
(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)を混ぜるもの。
なんでそれで色がつかないの?と思われるかもしれませんが、
シャンパーニュ地方は寒いので、葡萄の色がそれほど濃くないのと、
色があまり出ないように、ささっと絞るからなんですね。
で、混ぜた果汁をワインに仕立てます。
この白葡萄と黒葡萄の割合は、ブランドによって異なります。
一般的にいって、黒葡萄が多いほうがコクがあり、白が多いと
きりっとしたさっぱり系です。
ただこの割合、ボトルには書いてないことのほうが多いです。
もしどこかで飲んで気に入ったものがあったら、お店の人に銘柄を
聞いておきましょう。
別のお店に行ったとき、同じものを置いてなかったとしても、
ちゃんとしたソムリエさんなら同じような味わいのものをきっと
出してくれるはずです。
白葡萄のみで造られたものは「ブラン・ド・ブラン」(白の白)と
書かれています。
つまり、黒葡萄は使ってないよ、という説明をわざわざ書いてるわけ。
こちらは上品で繊細といわれます。
ロゼは、色が綺麗なのでお祝いの席で喜ばれますね。
でもお値段がちょっと高めです。
長くなってしまうので、続きはまた明日。
(って、読んでくれる人がいればだけどね)