波乱万丈なフランス1日目
昼間仕事だったパパは成田に会社から直行、
夜便のエールフランスでパリへ向かいます。
そして翌日の早朝、パリに到着。
着陸の時、珍しくガタガタ大きく揺れて急ブレーキ。
へたくそな操縦だわねーと思いながら外に出ると、
辺り一面ものすごい霧で何も見えない状態でした。
パリから地方便に乗り換えてニースへ

着いた先に待っていたのは、思い描いていた紺碧の海と空…
ではなく、、、
雨で暗く寒~い街でございました(涙)
ちぇっ。
一日目は海辺でボケっとしようかと思ってたのにぃ。
これじゃしょうがないので、お出かけすることにしました。
地中海沿いを走る電車で、イタリア方面へと向かいます。

モナコを通り過ぎ、イタリア国境のすぐ手前の街マントンに到着。

南国って感じでしょ。
こんな可愛い教会もありました。

これはマントン市役所です。

市役所右端の建物が、本日のお目当て、
芸術家のコクトーがデザインした「結婚の間」です。

残念ながら中は撮影禁止だったので、中の様子はコチラでどうぞ。
ここでは週に一度だけ、実際に結婚式が挙げられるそうですよ

海辺にやってきました。雨がちらついているので、海水浴客はゼロ。

せっかくの地中海なのに、なんだか寒々しいわね~。
海岸の先に、小さな城塞があります。これは後ろ側。

前はこんな感じ。実はこれ、コクトー美術館なのです。

廃墟になってたのを、コクトーの希望で美術館にしたそうですよ。
入り口のモザイクもコクトーの作品。

こじんまりとした美術館でした。
美術館脇のヨットハーバーも、人影がまばら


パパに「晴れ男パワーはどうしたのよ?」と聞いたら
トリュフ&ポトフがいないとパワーが出ないんですって。
マントンからまた電車に乗り、国境を超えてイタリアへ

ヴェンティミリアという街で下車。

今は検問とかないから、ちょっとつまらないわ~。
でも、このパスタの種類の多さを見て!さすがイタリアだわね。

お菓子やさんの可愛いディスプレイ。

歩きまわってたら、私の履いていたボロ靴の底が割れてしまいました

なんてこと!?
実は私、お正月のストラスブールでも踵が壊れて修理の憂き目にあってるのよ。
でもまあ、折角イタリアに来てるんだからと「イタリア製」のお安い靴を購入。
予定外の出費でございました


出費も痛かったけど、コトバが通じなくて大変だったのー。
国境近くの街だから、なんとかフランス語は通じるんだけどね、
なぜか皆さん、数字だけはイタリア語のままなのよ。ナゾ。
この辺りは柑橘類が有名。街路樹もオレンジだったりします。

海岸は犬のお散歩が禁止みたいね。

さて、そろそろニースの宿に戻りますか。と、駅に向かったら。

なんと、ニース・モナコ間が土砂崩れだかなんだかで
電車が不通になってました

ジタバタしても仕方ないので、いつ動くかわからないけどとにかく
止まってる電車に乗っていたら、駅員さんのアノンスが。
「別の電車が動くから、ニースへ行く人は急いで乗り換えて!」ですって。
で、その電車が動いたのはいいんだけど…
なんか、景色が違う…

なんなのよ?この山は。 この崖の連続は。 どーゆーこと???

初めて停まったのは無人駅で、ホームはこんなだし。

私たちはいったい何処へ向かってるの???
乗客たち、みな不安げ。

大きな地図を広げて確認してみたら、なんとイタリア内陸部に一直線。
その先でフランスの山岳鉄道に接続し、そこからニースへと降りて行く
路線でございました。とんでもな大回り。
でもとにかく、なんとかニースに戻ってこれました。やれやれ。

ったく、夜中になっちゃったじゃないの。
この旅。
初日から靴は壊れるわ電車は止まるわで、波乱万丈の予感!?
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昨日の夕方は、久々のドッグランへ。
トリュフも嬉しそう。

チョビちゃん、
何度もお泊りブラザーズの激励に来てくれてありがとうね。

ドッグランは広いのに、狭い所でチマチマ遊ぶわんこ達(笑)

塁くんと琉くんもいたので、ハスキー率が高かったわ~。

水を飲みに来たポトフを見ると、???

久し振りの「汚ポっちゃん」になっていましたとさ

